流れ星に乗せた夢

 

 

 

2018.07.15 札幌ドーム

 

 

 

始まる前は正直不安でたまらなかった。

 

6人が大丈夫かというよりも、私が受け入れられるかどうか、公演後の自分が全く想像できなかった。

赤いものを身につけている人を見ると、この3ヶ月間、計り知れないほどの感情で苦しめられていたんじゃないかと勝手に推測し、胸が締めつけられた。そしてその赤い人に会えないということを受け入れた上で、6人に会いに来るのはどれほどの覚悟が必要だったんだろうと思ったりもした。

 


私は初めて見る6人の姿を受け入れられるだろうか。やすくんのテレ東で見た一瞬の苦しそうな顔を直接見たら、どうなってしまうのだろうか。

 

 

 

 


開演前のエイトコールがすごく大きく感じた。私が見てきた中で1番だった '16 元気が出るLIVEオーラスで大倉が居ないことを告げられた公演より大きかったんじゃないかな。

 


7/14-7/15の日にちが変わる瞬間、事実上は関ジャニ∞が6人になった。でも私は時計の針は動いただけにしか感じられなくて、全く実感がなかった。それは、7人から6人になる瞬間が7/15の札幌ドームで6人にスポットライトが当たった時だと思ったからだ。だから私は、会場に入り暗転するまで歯が震え、今にも涙がごぼれそうだった。

 

 

OP映像が流れ、6人にスポットライトが当たった。バンドスタイルで現れた6人。前列のギターベースを3人で立ち姿は、やっぱりさみしかった。

 

それでも始まったコンサートの1曲目は応答セヨ。正直、LIFEやNOROSHIなどで始まると思ってたから拍子抜けだった。渋谷すばるの卒業公演ではなく、関ジャニ∞再スタートとコンサートだということがよくわかるセトリになっていた。BJのイントロが聴こえた時はどうしようかと思ったけど、いまの彼らが歌うBJは一段とかっこよかった。

 

 

 

すばるのパートは錦戸を中心に6人で歌っていて、よくすばるのハモリをしていたことからやすくんよりも丸山の方がパートが多くなったように感じた。すばるのパートが近づく度に誰がどんな風に歌うんだろうとそわそわしてしまったけど、誰もすばるに似せてなくて、でもどこか似てしまっていて愛おしかった。

 


錦戸が言っていたように、

これが、この違和感が、すばるのいた証だ。

 

 


でもやっぱり今の6人の音楽は最強だった7人の音楽に欠ける。まだまだだ。それでも6人の熱量だったら違うベクトルの最高の音楽を創り上げられるって確信できた公演だった。彼らならきっと大丈夫だ。そして、最高の音楽になるまでの彼らを応援したい。

 

 

 

コンサートを終えて、1番の感想が「たのしかった!」だった。この3ヶ月間数えきれないほど涙を流したから絶対泣くと思ったのに、6人の音楽が鳴ってしまえばそんなことなかった。「こんなことなら早く6人の音楽を聴いたらよかった」と思ったほどだ。

今回のことで私はやすくんだけじゃなくて7人が好きになった。今まではやすくんに会えるから足を運んでいたコンサートだけど、もしやすくんがグループを抜けてしまってもやすくんのいないコンサートに行きたい。そして今は居なくなったすばるに会いたい。

 

 

 

もっともっとはやく気づくべきだったんだろうな、 アンコール前の6人がはけた時に、すばるが居た7人のエイトに会いたくなって泣きそうになってしまった。

 


きっとこの後悔はずっと消えないと思う。今だって戻ってきて欲しいと思ってるし、7人の歌ってる姿が見たいし、6人に囲まれて笑ってるすばるがみたい。でも、そんなすばるが見たい景色を応援したい。まだまだ気持ちの整理はつかないけれど、いつかお互いが私たちの届かないくらい大きくなった時に7人しかわからない雰囲気で笑いあっていたら、こんなにも嬉しいことはない。

 

 

3ヶ月間、すっごく辛かったな。それでも無くてはならなかった期間。愛し直した期間。この先何があるか分からないけれど、どうか7人が、これからもずっとずっと幸せでありますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

(やすくんのことは気持ちの整理がついたら少しずつ追記します。)